キンピーブログでも議論の対象となっている『はだしのゲン』、「慰安婦」、南京アトロシティ等について

キンピーブログに言及したら、ついついと、、、
http://kinpy.livedoor.biz/archives/52075371.html
の議論について、拙い考えを述べる。
1.
 『はだしのゲン』について、私の学生時代と連載が重なり、初めは評判を聞き、読んだが、内容の深まりがなく、画が上手くなく、残酷さを強調するが、文化的芸術的に昇華できていないと感じ、途中で読まなくなった。今に至るも、読む気になれない。
 このような作品を読まされる子供は大変で、これまで、授業で、イヤだと感じたが、無理やり読まされ、ホントにイヤになったという学生がいた。幸い、トラウマにまではなっていないようだが、そのような者は口にさえ出せないので、精神分析的な調査をすれば分かるのではないだろうか。
2.
 「少ない日で30人、多い日で70人の相手をさせられたと描写があります」が議論されているが、私のフィールドワークから、「慰安所」では、大抵、土曜日に健康診断で、日曜日に兵士が押し寄せ約三十人になる時もあったことは幾度も聞き、また文献でも散見している。時に四十人くらいもあったろう。ただし、毎日ではなく、日曜くらいで、後は下士官や将校など、時間が融通できる軍人である。
 しかし、七十人では、兵士が欲望を高めるのに5分、行為に5分、その後始末や交代に5分として、合計15分。
15×70=1050分、つまり17-18時間。これを飲まず食わずで、できるか!?
 議論する価値はない。
3.
 以下もあった。管見ながら、中国で当該領域の最高権威と目される研究者も同様である。信頼性は高いと判断する。

(1)南京虐殺事件の資料について
「被害」側が実相を申し立てるものは、事実も含まれますが、虐殺数などは戦時にありがちなプロパガンダ的要素が入っていて不正確なものは間違いありません。
故・吉岡吉典参議院議員と私は党除籍された後も協力して調査し、いっしょに中国共産党南京事件調査団の訪日調査の資料収集に協力したことがあるのですが、中共の歴史研究室主任も「実際は我が国に客観的妥当性の確認できる数字データ裏付けはない」と認めていました。
数年にわたる調査後、「それでは、『犯罪』を犯した側のものが、最小限でも否定しがたいものとなるだろう」という観点で陸軍側のものを精査したところ、戦後、偕行社(旧陸軍将校クラブ)が作戦従事者からの聞き取りをまとめた『南京戦史』がもっとも妥当といえる証言を集めていることがわかりました。
同書には、「上級の命令により、歩兵大隊が捕えた1万数千名以上の捕虜を殺害処分した」「南京占領時、後方補給路を中国軍に脅かされて物資が不足し、軍規が乱れ住民からの物資略奪や婦女暴行がやまず、秩序回復に数カ月を要した」などの具体的証言が記されています。少なく見積もっても、数万人規模の虐殺が起きたことは、証言記述から確認できます。

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この記事へのコメント

howoohooh
2014年08月17日 23:11
こちらの記事と続編の記事および続編の記事にて紹介された関連記事二件ともに拝読いたしました。まずは、ご意見を伺えましたこと、お礼申し上げます。

こちらの記事においても取り上げておられます、(1)南京虐殺事件の資料についての件でございますが、そもそも、中国側(国民党でしたか)の兵が、軍服を着用せずに便衣兵となった者の扱いの結果が「少なく見積もっても数万人の虐殺」となったのか。陸軍を庇うつもりではないのですが、海軍の台湾沖航空戦の戦果と同様、過大な報告だったりする可能性を考えてしまいます。

また、ベトナム戦争における米軍のソンミ村虐殺事件と同様の背景なのでしょうか。私がどこかで読んだ記事なのですが、中国側の捕虜となった日本兵は、戦時国際法どおりの扱いなど受けられずに残酷な目に遭わされて殺されてしまい、そうした遺骸を目にした日本兵は恐怖と憎悪の念を増したとかで、ソンミ村の場合は怪しい存在というだけで虐殺対象でしたが、そうした背景に加えて、日本兵捕虜虐殺の復讐心も手伝って、ソンミ村の何倍も虐殺したということでしょうか。

もし、そうであるならば、昨今のパレスチナにおけるイスラエル軍が、ユダヤ人の犠牲に対して復讐心をたぎらせてガザで虐殺を重ねることと、同様に思えてしまいます。それに南京の件はいずれかの立場ありきで語られるサイトばかりなので、ソンミ村事件ほど明らかにならず、どうもわかりにくいです。

なお、慰安婦と南京の件でキンピーブログで総括的なコメントをされた方について、先生のご意向次第ではございますが、当該ブログの管理人様宛にメールを送られるか、以下のツイッターアカウント宛にリプライを返される形式にて、連絡の取次ぎをご依頼されればよろしいかと存じます。以上、乱文乱筆失礼いたしました。
https://twitter.com/busayo_dic

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